プラスティックの焼却についての陳情を提出しました

2008年6月2日 15時49分 | カテゴリー: トピックス

サーマルリサイクルの実施よりもごみの減量になる廃プラスチックの資源回収を早期に実施することを求める陳情

■陳情要旨
2008年4月から区内全域で不燃ごみのプラチックやゴム、皮革の分別区分を可燃ごみに変更し、サーマルリサイクルの実施が進んでいます。今一度、発生抑制に矛盾し、ごみ増加をもたらし、地球温暖化の問題等も懸念される廃プラスチックのサーマルリサイクルの実施を見直し、廃プラスチックの資源化による減量(たとえば、区内全域の集積所による回収を進めるなど)を早期に実施し、環境先進区として目指すべき、資源循環型社会の実現に向けた方向を示せるように、再度審議を尽くすことを陳情します。
  
■陳情理由
1、 区が実施している新しい分別区分では、容器包装リサイクル法で定められた資源化できるプラスチックまで可燃ごみにされていますが、これは国が廃棄物の減量と適正な処理について定めた「廃棄物の減量その他その適正な処理に関する施策の総合的かつ計画的な推進を図るための基本的な方針」に沿わないものです。
 国の基本方針では、明確に優先順位を示し、発生抑制、容器包装リサイクル法による資源化、なお残った物について熱回収と定めています。国が法律で定めた基本方針の中で、優先順位の上位である容器包装リサイクル法による資源化を行うことをサーマルリサイクルより先に行うことが、板橋区の責務であると考えます。
 板橋区は、区民にごみの減量を求め続けている以上、現状よりさらにごみ減量ができる廃プラスチックの資源回収を直ちに実施することこそが務めです。

2、 板橋区が今、板橋清掃工場で行っているサーマルリサイクルは、廃プラスチック焼却の安全性への不安、排ガス調査の不完全さ、地球温暖化の問題等の環境問題、前向きな取り組みが見えない容器包装リサイクル法の実施、循環型社会形成の基本である発生抑制と焼却処理の矛盾などさまざまな問題があります。エコポリス板橋、環境分野で数々の賞を受賞している環境先進区の板橋区として、目指すべき方向を示せるよう再度審議を尽くすべきです。
 
3、 国においても「21世紀環境立国戦略」の中で、「3Rを通じた持続可能な資源循環戦略」を掲げています。東京都も環境基本計画の改正に向けての直面する問題として、気候変動問題と環境問題を大きく取り上げています。  
 その中で、地球温暖化対策、カーボンマイナスの取り組み、環境汚染の完全解消と未然防止、予防原則に基づく取り組みの推進を大きな項目に取り上げています。
 廃プラスックの取り扱いについては、これらも踏まえて再度検討を行うよう求めます。 

2008年5月30日
板橋区議会議長  佐々木としたか様
                    

             生活クラブ運動グループ地域協議会

*この陳情について6月12(木)区民環境委員会で審議されます。たくさんの方の傍聴をお願いいたします。傍聴の仕方、時間は決まり次第ホームページに載せます。または、お電話、メール等で板橋ネットまでお問い合わせ下さい。