杉並区立青少年センター『ゆう杉並』見学報告

2010年11月18日 15時40分 | カテゴリー: トピックス

 11月12日(金)、区議の横山れい子さん、ほか区民5人、計6人の参加者で、『ゆう杉並』の見学をしました。
 JR荻窪駅から徒歩20分の閑静な住宅街の真ん中に『ゆう杉並』はありました。正直、駅からの距離は「遠い」と感じましたが、通ってくる中高生にとっての「心の距離」は違いました。私たちが到着した3時には、すでに多くの中高生の姿が見られました。
 施設も予想していた以上に大きく、充実していて、フリークライミングの壁つきでライブホールにも使える「ゆうホール」、バスケットのフルコートがとれる体育室、本格的なスタジオ3つに楽器各種、ミキシングルーム、そして吹き抜けになっているゆったりとしたロビー…etc.それは羨ましくなるような施設でした。これらを、中高生は無料で使えます。
 そして箱物が素晴らしいだけでなく、このセンターを作る時点から、建設委員として中高生も参加し、設計にも希望・意見を取り入れられています。また、出来上がってからは中高生運営委員会を置き、自主的・積極的に参加し、施設の利用ルールの作成、広報活動、設備についての広聴活動の意見表明など、例えば設置している自動販売機で売る商品の内容まで決めるなど、このセンターの運営においても活躍しているそうです。
 22年3月末現在、『ゆう杉並』に登録している中高生グループの団体は398もあり、地域事業へも派遣され、協力しているとのことです。
 忘れてはいけないのが、「見守る」職員の存在です。ただ作って与えるのではなく、例えば楽器については、しっかり初歩の段階で講習を行ったり、押し付けではないサポートによって、中高生に自由と責任を与えることで自覚を持たせるなど、難しい思春期の子供たちに対しての専門的知識を持つ区職員の存在は大きく、欠かせないものとなっています。
 活発な子供たちだけでなく、不登校の子供、悩みを持つ子供たちにとっての大事な居場所となっていることも見逃せない事実です。学校や各児童館とも連絡を取り合い、サポートしているとのこと。子供たちも、学校で何かあっても、ここでは別の友達がいるということは、大きな心の支えとなっているはずです。そして引きこもりを回避する役割も担っています。
 財政難の昨今、一からこのような施設を造ることは難しいですが、このような中高生の心のより所、居場所は今だからこそ必要であり、何らかの形で板橋にもできないものかと、思いを新たにしました。
     ===板橋ネット 政策委員 五十嵐やす子====

 政策委員の五十嵐さんに報告を書いてもらいました。
 私の高校生の息子の通っていうるJR大塚駅の近くにも、中・高校生だけが無料で使える「ジャンプ」という施設があるそうです。「ゆう杉並」と同じように運動したり、おしゃべりしたり、バンドをしたり、パソコンをしたりできます。その日息子は「サッカーゴールでフリーキックをして遊んできた!」そうです。高校生って体が大きくて、集まっているとそれだけで小さい子や、小さな子を持つお母様方に怖がられ、気の毒だなと思っていました。気がねなく健全に遊べるところがあってよかったです。板橋にもつくりたいですよね。                    板橋ネット 事務局